『一生懸命』生きることが『生きる』ことへの回答と書きましたが、
ただただ『一生懸命』生きていると云う訳にも行きません。
『生きる』ためには何が必要でしょうか？
生きるためには、まず食べるもの（食糧）が必要です。
食糧つまり『糧』です。
『生きる糧』とは、それだけでしょうか？
次に、『着る』ことの確保が必要です。
これはきれいなドレスをまとう事ではなく、気温の変化やケガなどからに身体を守るために必要な衣服を身につけることです。
さらに、『住む』ことの確保も必要です。
安心して寝食をし、雨風の影響を受けずにすごすための住居があるです。住居は保有しなくとも、借りても共同使用でもかまいません。
以上が一般的には『衣・食・住』と云われ、生きるためには最低限必要なものです。
日本人は、ほとんど全ての方が『衣・食・住』を得ていますが、世界的に見ると充分に満たされていない人が特定の国や地域にいらっしゃるのはご存知の通りです。
悲しいことです。
それでは『衣・食・住』だけ満たされれば生きる『糧』を得ていると言えるでしょうか？
そうだといえる人は、幸せな方だと思います。
『衣・食・住』以外にたくさんのことを得ることができているのを知らないのです。
それは、親や恋人・妻・夫・子供、家庭、仲間、など組織に属することで得られている協力・助言・愛情、さらに心の安らぎ、意欲、生きるための知識・知恵などです。
その他、病気の人であれば薬が必要でしょう。
つまり、『生きるための糧』とは有形なものばかりでなく無形なものも含め、さまざなものが必要だということです。
『一生懸命』生きるとは、これらの糧を得ながら、あるいは得るための努力をすることを指しています。
でも、あなたは野菜や米を自分で作れますか？
服を自分で作れますか、服の生地は自分で作れますか？
家を自分で建てられますか、その材料を自分で持っていますか？
そうです。
皆、自分では作れませんし持っていませんから、誰かから買うことになります。
つまりお金が必要となります。
生きるために最低限必要なお金です。
では、糧を得る方法とは何でしょうか、こちらをご覧下さい。
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