著作権:「よろず商い あぶらや」
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最終更新日:2007年5月5日
8.次の投資戦略へ
8−1.結果分析
決済が完了したら、利益が出たときだけでなく、損失が発生した場合でも、必ず投資結果を分析する習慣をつけましょう。
特に損失を出した場合の分析は重要です。
以下のような内容を自問自答してみましょう。
@仕込みのタイミングは正しかったか?
A決済のタイミングは正しかったか?
B損切りや反対売買の戦略は適切に実行できたか?
C企業の発表や地政学的な動きを正しく捉えて、売買していたか?
D為替等の動きと連動することを考慮して、売買していたか?
E同一業種の他銘柄の動きを正しく捉えて、売買していたか?
F該当銘柄の日中の動き(くせ)を知って、売買していたか?
Gそのときの感情で売買して、失敗していないか?
Hその他
8−2.戦略・戦術の見直しと調整
分析が終わったら、それを基に次の戦略と戦術を変更・調整しましょう。
特に儲かっていると、その時の勝ち気分(勢い)だけで次の投資へ進んでしまい、間違った戦略のままであった場合には思わぬ失敗をします。
利益が出たにしろ、損失が出たにしろ、次はどうするか戦略・戦術を短時間に決定し、次に備えることが重要です。
もし、自分に株式投資のセンスがないと判断して株式投資から撤退する場合には、早めの判断が重要かもしれません。(余計なお世話かも知れませんが、...)
利益を得るためや資産を守るためには、早めに撤退か続行を判断し、先手、先手と戦略を決定し、次なる戦術を駆使することが重要です。
また、利益を得た銘柄に対しては自信を持ちますが、同一銘柄での投資は利益の得られる銘柄として多数の投資家が群がってくることにより、状況が変化して来ます。
今まで儲かっているとしても、以前と同様に投資スタイルを変えずに投資を続けると、状況変化に付いて行けず、思わぬ失敗をする可能性が高いので注意してください。
同一銘柄に再チャレンジする場合は、新たに取り組む銘柄と同様に、細心の注意を払って取り組みべきであることを肝に銘じて下さい。
以上のように、次の投資戦略は必要な調査・分析を行ってから、すばやく決定して、すぐに実行に移して下さい。
流れが変わらぬうちに、次の手を打つことは『相場の流れに乗る』意味で重要です。
または、損失が続いている場合は、『休むも相場』です。
充分な自己分析が終わるまで、売買をしないことです。
あせって投資を重ねると、損出は更に拡大し取り返しがつかなくなります。
冷静さを取り戻して下さい。
8−3.資金の確認
以前にも云いましたように、投資を続けるなら資金が必要ですが、投資額の50%程度のゆとりを持つことはいざと云うときに必要です。
急な下落時の損金を減らすための『売り建て』をするのにも必要ですし、材料が出て高騰する銘柄を見つけたときの『買い建て』時にも、資金が不足していると機会を逸してしまいます。
資金の入手方法はいろいろありますが、サラ金等での調達は絶対避けましょう。
あくまでもも、自己資金の範囲内で実施して下さい。
さて、準備が出来たましたら、
『いざ、次の戦いへ出陣!!』
注)戦略と戦術の違い
『戦略』とはひとつの大きな目的、目標であり、『戦術』は『戦略』を成し遂げ達成するための手段です。 さらにひとつの『戦術』を達成するためには、その『戦術』を『戦略』と見なし、その下に遂行すべき多数の 『戦術』が考えられ、実行されることになります。戦略先日はひとつの流れとして、結びついており、個々に独立して動くものではないことを理解して下さい。
例えば目的地は『戦略』であり、これを達成するためにはマップ(地図)を用意して、車で行くのが良いか電車が良いか、どこで昼食を取るのか検討し実行します。この交通手段や昼食の取り方が『戦術』となります。しかし、この場合は最も重要なのが、『目的地までのマップが描けるか』という点ですね。
それでは、皆さんの活躍を期待しております。
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